浮気なんて無縁だった夫が…中年の危機と不倫の関係
こんにちは、女探偵わかです。
私のもとには、日々さまざまな浮気・不倫の相談が寄せられています。
中でも特に多いのが、40代から50代のご依頼者様。この年齢層の調査は増加傾向にあり、「長年真面目だった夫が、なぜ今さら不倫を?」という声をよく聞きます。
今回は、カウンセラーでもある私の視点から、「中年期の夫の不倫」について深掘りしてみたいと思います。
目次
■ 仕事も家庭も順調、だったはずの夫がなぜ…?
相談の中でよく耳にするのは、こんな言葉です。
「夫は仕事熱心で家族想い。浮気なんて一番縁がなかった」
実際、調査の対象となる男性の多くは、表向きは“理想の夫”とされている方々です。子どもがいる家庭では、育児も協力的で、家庭サービスもしっかりこなしている。誰が見ても「良き夫・父親」なのです。
ところが、40代・50代を迎える頃から、徐々に変化が見え始めます。休日の外出が増えたり、スマホを気にする様子が目立ったり、妙に服装に気を使い始める。
これは、“中年の危機”といわれる心理的変化の現れかもしれません。
■ ミッドライフクライシス=第二の思春期
中年の危機(ミッドライフクライシス)とは、40~50代で多くの人が経験すると言われる心理的葛藤のことです。
- このままの人生でいいのか?
- 若い頃に思い描いていた人生と違う気がする
- 子育てが落ち着いて、自分の時間ができた
- 体力の衰えや老いを実感し始める
こうした気持ちが交錯し、「今の自分に満足できない」「人生の意味を見失いかけている」と感じる方が増えます。
中には、「何か新しいことを始めたい」「人生をリセットしたい」と思う人も。そこへ現れるのが、職場の部下や取引先の女性、SNSでの再会など、日常とは少し違った接点。
恋愛という刺激に心を奪われるのです。
■ 不倫の始まりは“ときめき”という名の逃避行動
ある福岡県久留米市の依頼者様からのご相談では、夫の様子がおかしいと感じたのは、誕生日にプレゼントを贈ったのに「ありがとう」の一言もなかった時だったそうです。
仕事のストレスや家庭の変化にうまく適応できず、夫は外に癒やしを求めた結果、同じ職場の女性と不倫関係に。
調査によって、週に数回、博多駅近くのビジネスホテルで密会している証拠を押さえることができました。
夫は最初「魔が差した」と話していましたが、詳しく聞くと「最近、自分の存在意義がわからなかった」と漏らしていました。
■ 高揚感と開放感にハマる夫たち
中年の不倫が危険なのは、恋愛が若返りの妙薬になるからです。
- 久しぶりの恋愛のドキドキ
- 女性からの肯定的な言葉
- 若いころの自分を思い出す感覚
これらが、鬱々とした日常から自分を救ってくれる“特効薬”のように感じてしまうのです。
性行為も同様で、久しぶりの刺激は、脳内ホルモンを分泌させ、高揚感を与えます。本人は「自分がまたイキイキしている」と思い込むのですが、実際は一時的な錯覚でしかありません。
■ 不倫の代償は想像以上に大きい
佐賀県唐津市の依頼では、60代目前のご主人の不倫が発覚。
相手は取引先の若い事務員で、3年間にわたり関係を続けていたことがわかりました。
調査の結果、関係を断ち切るよう弁護士と共に対応。慰謝料請求と財産分与で、夫は経済的にも精神的にも大きなダメージを受けることに。
当初は「人生をやり直したい」と語っていた夫も、現実に直面してからは「何をしていたんだろう…」と後悔の言葉ばかりでした。
■ 不倫に走る前に本当の原因を知ってほしい
女探偵わかとして思うこと。
それは「不倫は問題の結果であって、原因ではない」ということ。
多くの夫たちは、「刺激が欲しかった」「家庭に居場所がなかった」と言いますが、根本には“自分の人生に対する迷い”があります。
それを不倫で紛らわせても、問題は解決されません。
だからこそ、不倫に気づいたパートナーが感情的になる前に、冷静に証拠を集め、これからの人生をどうするのか考える準備が必要なのです。
■ 女探偵わかは、調査後のケアまで大切にしています
浮気・不倫調査を行うだけでなく、その後の人生をどう歩むか、カウンセラー資格を持つ私が一緒に考えます。
再構築を目指すのか、離婚を選ぶのか、慰謝料請求をするのか──。
依頼者様の本当の気持ちを聞きながら、最善の道を一緒に探します。
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県など多くの地域からご相談を受けております。中年期の夫の不倫でお悩みの方は、どうか一人で抱え込まず、女探偵わかにご相談ください。
一度きりの人生を、悔いのない選択へと導くお手伝いをさせていただきます。
